くさった赤味噌にっき。

ぼっちコミュ障な腐女子が書いてく日常と自分語り、ジャンル語りな自己満足ブログ。

ユーリロスが酷すぎて(ネタバレあり)

お久しぶりです。赤味噌です。

この冬は、とあるアニメにハマりまくった1クールでした。

 

アニメが終わってから携帯で検索するのはいつもそのアニメのタイトル。感想やニコニコであげられる動画を今か今かと待つ私は、既に手遅れであった。

そう、私は現在進行形でユーリ!!! on ICE の酷いロス症候群に陥ってしまっているのだ。

ちなみにどのくらいの症状かと言うと…

① pixivやニコニコをめぐりまくる
② ユーリ二期が早く始まって欲しくて仕方ない
③ とにかく2次創作からの補給とか妄想したい

私あんまり酷いロスになることが…なくもないが、ここまで酷いものはなかったと思う。
やはり2話から見始めただけはある。しかもユーリのためにdTVに入ってしまったくらいだ。色々重症である。

さて、私がユーリにハマった理由は下記の点だ。

① BLっぽいから
フィギュアスケートを題材にしてるから
③ 音楽が素晴らしく、飽きさせないから
④ 主人公とヒロイン()の関係性が琴線に触れたから


①については言うまでもない。私が腐った女子だから好きなのだ。サービスシーンだと思われた数々のシーンが、実はシナリオ上欠かせない、ガチであった時の私の腐女子心がきゅんきゅんしたのは言うまでもない。

②については、単純に昔からフィギュアスケートが好きなのだ。スポーツ観戦に興味ない私が唯一見ていたのがフィギュアスケートだったりする。なので、本格的フィギュアスケートアニメと聞いて興味を持ったことがキッカケだったのだ。

③については、とにかく、何度聞いても飽きないから、の一言に尽きる。
話の都合上、主人公たちのSPやFSで流れる曲は繰り返されることが多いのだが、1クールだったおかげもあるのか、とにかく飽きない。人によるかもしれないが私はとても大好きな曲達となった。

④が、私がハマった1番の理由だと思ってる。
話の基本は王道だ。崖っぷちスケーターである冴えない主人公が、ある日世界的に有名なリビングレジェンドに押しかけられて一緒に金メダルを目指す、という少年漫画の王道展開である。が、話を進めれば進めるほど、金メダルを目指す過程における2人の心の交流と関係性の変化は少女漫画…というよりは、ひと昔前のトレンディドラマのような展開である。つまり私得だ。


ちなみにヒロイン()は、言わずとしれずヴィクトルのことである。ヒロインをヴィクトルにしたのは一応、趣味嗜好以外の理由がある。それは原作者の作品の傾向として、主人公はわりかしウジウジしてて少し内向的であること、そして相手役のヒロインが美人であることによる。(これらは原作者の代表作である「モテキ」や「アゲイン」のあらすじを空見した私の勝手な見解である、間違ってたらすみませんだ)
そんな訳で、私の推しCPは勇ヴィクだったりする。最終回のヴィクトルの涙は本当に綺麗で美しかったです。
このアニメの凄いところは、フィギュアスケートを通じた師弟関係から通じる同性間の愛を、綺麗に描けていることだと思っている。
アニメを追えば追うほど、腐った女の子向けのサービスシーンだと思ってた描写が、実はキャラにとっては本気であったことが後になってよく分かる。というより、このシナリオにとって欠かせない描写なのだ。
(例えば、前半にヴィクトルが勇利のことを知るために迫る場面や、勇利に足りないところを自覚させてから唇に触れた場面とか)
本当に、腐女子になってよかったと思える作品だ。

世の中には、「あのアニメは一般向けだから」とか言う意見もあるが、私はそうは思わない。男同士の愛をほのめかしてる時点で立派なBL(正確にはML)だと思ってる。エロい表現があろうがなかろうが、そもそも男性間の愛を表現しようとした時点でBLだと思う。(その愛が恋のそれとは違ったとしても、だ)
というか、地上波かつフィギュアスケートを丁寧に織り交ぜたアニメなので、それを認めるわけにはいかないだけなのだろうなーと思ってる。つくづく、日本人は許容範囲が広いようで、実は拒絶反応が酷い人種の1人だと改めて感じさせる。まあ、国内の宗教の元が一神教でないだけマシなのだろうが。
ともあれ、同性間とはいえ、ここまで綺麗な愛を描写しきった作品はそうそうないだろう。そういう点においては、この作品を生み出してくれた原作者や監督に感謝してる。
ありがとう、ユーリ!!! on ICE 。私はずっと、二期フォロフを待っている。