くさった赤味噌にっき。

ぼっちコミュ障な腐女子が書いてく日常と自分語り、ジャンル語りな自己満足ブログ。

YOI考察〜第3話のヴィクトルのあの意味深な表情の意味について

最近寝ても覚めてもYOIのことしか考えてません。ヴィクトル厨の勇ヴィク勇過激派の赤味噌です。主人公2人が幸せなら、どちらが上になってもよだれを垂らして応援する所存です。でもどちらかといえば勇ヴィク派だったりします←

さて、昨年で放送終了したユーリ!!!onICEですが、個人的にいくつか謎が残ったままな気がします。
結局ユリオが優ちゃんに抱いた気持ちはどんなものなのか?とか。最終話間近で登場したクリスの知り合いっぽいあの若い男は誰、彼氏⁉︎とか。

その中でも個人的に気になるシーンがこちら。

 

「第3話において、ヴィクトルがユリオと優ちゃんのやりとりを見て、切ない表情で見ていた件について」

 

この時、優ちゃんが現れるまでは単に考え込んでるように見えただけなのに、彼女とユリオの心温かな(?)交流を見た直後のヴィクトルって、どこか迷子のような幼い表情をして、唇を指で触れていて、悲しそうな目をしてるんですよね。いくつかの考察でも拝見しましたが、上記の仕草は精神的に不安に陥ってる際に現れる精神的な状態だそうですね。
なので、初見時の感想としては、ヴィクトルの隠れた暗い生い立ちを暗示し、2人の関係を羨ましく見てるシーンだと思ってました。(実は幼い頃のヴィクトルは母親的な愛情と無縁な生い立ちだった、とか)

全話見てから、改めてこのシーンを見返して思ったんですが。


……これ、もしかして勇利とあまり仲良くなれてない現状が悲しくて、そんな状況のなか、いつの間にか仲良くなってる2人のことを羨ましく思ってただけじゃね???←


腐ってる目線というのも含まれるのは承知ですが、根拠は一応あります。

まず、ヴィクトルがこの意味深な仕草をしているのは、第3話のこのシーンだけです。
勇利が温泉onICEで優勝して以降は特にそういった描写はありません。むしろ、基本的には始終嬉しそうに勇利の傍にいるのです(例外はありますが、大抵その理由は劇中できちんと表現されてますし)。
つまり、勇利とコーチと生徒の関係をきちんと育むようになったから、その表情を見せる理由はなくなった、ということです。

でも第3話、勇利の出番前にハグされた時のヴィクトルはあまり動じてないように見えます。というか、初見はこの時のヴィクトルさん冷たくね?って思ってました。

ただし、全話を見て思ったのですが。
ヴィクトルさん、本来は感情をあまり表に出さないタイプだったりするのでは?疑惑が発生しました。

1番わかりやすいのは10話のヴィクトルの語りでしょうか。この話のヴィクトルのナレーション、基本的にはかーなーり!淡々とした語り口なんですよね。
勇利とデート(←)してる時は気持ち嬉しそうなんですが、勇利と喧嘩した直後のナレーションって、まるで第三者のように俯瞰した見方なんですよね。普通、怒ってたらそういったモノローグも入ると思うんですよね。でもそれを入れないのは、作り手がヴィクトルを神様視点と定めているからか、もしくはヴィクトル実はあまり気にしていないか、のどちらかになります。後は、怒りのような負の感情をあまり見せたがらない性格なのか、というのもありますが…この辺りはいってもきりがないので、公式か、素晴らしい解説をしてくださる方の考察待ちですかね。

ちなみに、私が最初にこの疑問を持ったのは、第6話にてショートの演技前の2人の会話の時です。ヴィクトルが最初、勇利に自分の演技をするように挑発した後、勇利はおでここっつんして「しっかり僕を見て!」発言をする流れです。
この時、実はヴィクトルの目が一瞬(多分ホントに1カットだけっぽい??)驚いたように目が小さくなってるんですよね。
初見では私も全然気付いておらず(勇利は多分絶対気付いてない←)、思ったより動揺してないなーさすがリビングレジェンド様!と思ってたのですが。改めて見返すと、実はちゃんとびっくりしてたんですね、ヴィクトル。動揺させる勇利も凄いですが、それをあまり表情に出さないヴィクトルもヴィクトルで、本来このひとは冷静すぎる性格の持ち主なのかもしれません。

さて、それを踏まえて問題のシーンのユリオの演技直後の、第3話の主人公2人組はじめてのハグシーン。
ユリオのアガペーを見て不安になる勇利に対して出番だと声をかけるヴィクトル。この時、もう演技に入り込んでるためか常とは違う反応にまばたきするも、すぐに余裕の表情を見せるヴィクトル。この後、しっかり僕を見てと懇願しながらハグするのですが…ハグした瞬間のヴィクトルの表情、勇利の肩に隠れて見えないんですよね。で、ハグされた後、無表情で優しく声をかけるヴィクトル。これ、6話の時のおでここっつんシーンと流れがそっくりです(私見ですがね)
つまりこの時のヴィクトルさん。内心ではかーなーり!驚いていたんじゃないかと推察してます。でも先にあげたように、ヴィクトルさんはあまり表情に出さないタイプだと仮定すれば、この無表情の理由にも納得がいくというものです。

で、その後の勇利の演技を嬉々として見てるヴィクトル。その表情に、何かを感じて自身の敗北を認めてロシアに帰っていったユリオ。…ユリオ可哀想だけど仕方ないね、主人公2人は運命なんだから!!(何言ってんだけど大会選手権←)

その後、ヴィクトルは唇に指を当てる仕草を、一切劇中で見せてません。

それが、晴れて勇利とコーチと生徒関係にちゃんとなれたからだとすれば、個人的にはかなり腑に落ちます。その後のヴィクトルの様子を見ても、多少アバターとして見てる節はあるといえ、基本的に勇利のこと大好き人間ですし。

結論。勇ヴィクとっとと結婚しろ←

 

ヴィクトルが思ったより勇利のこと大好きでいてくれて、主人公ハピエンルート大好物の私にとってはとても救われたアニメでした。
(最近私が見るアニメやゲームは主人公の自己犠牲エンドが多かったから尚更だよ!!)

と言うわけで、二期というか、ヴィクトル目線でのこのアニメシリーズを映画化してほしいなーと思う、YOI一ファン、赤味噌の考察してみた記事、でした!!

 

追記:例のシーンを見返してみると、優ちゃんがユリオを送り出す直前カットのヴィクトルって目を閉じてたんですね…そしてその後のあの悲しそうな仕草と表情をするとか…もう何なんだあの人は!人をどれだけ萌えで殺そうとしているのだろうか…‼︎